【イベントレポート】出雲の国小麦プロジェクト 第4回シンポジウム

2026年2月4日、松江ニューアーバンホテル(島根県松江市)にて、出雲の国小麦プロジェクト第4回シンポジウムを開催しました。今回のテーマは『挑戦と共創で育む、島根の未来』。小麦の生産者や製粉業者、加工業者など、島根県産小麦の関係者(約80名)が一同に集結。これまでのプロジェクト活動の挑戦・軌跡を振り返り、これからの島根県産小麦と食の未来について「できること」「やれること」を参加者それぞれの視点から思い描くイベントとなりました。
島根県産小麦の味を感じて知っていただくために、はじめに試食会が開かれました。試食会で提供されたパンや菓子、麺等は、当プロジェクトの会員店舗さまや、小麦を使用した商品を製造・販売されている企業さまにご協力いただき、この日のためにご準備くださいました。当プロジェクトの島根県産小麦が使用されている点は共通しながらも、どの試食品も各々に個性と魅力があり、島根県産小麦を使用した食品展開の表現の場にもなりました。
「全体的に小麦が水分をしっかりと含んでいることを感じられる」「うちのあの商品にも使えそうだ」などのお声を聞くことができ、試食を通して島根県産小麦の明るい可能性を感じていただけたようでした。中にはサンプルの小麦を持ち帰る方もおられ、島根県産小麦を使用した新たな商品の誕生に、期待が膨らむ試食会にもなりました。
プログラム本編は、当プロジェクト会長の田尻による開会挨拶、そして今年度完成したプロジェクトロゴの発表から始まりました。「島根」「小麦」「輪」「つながり」、私たちのプロジェクトの特徴や、未来への想い・願いをひとつの形に表したこのロゴは、このプロジェクトの中心にありながら、周りへと広がって繋がっていくものでもあります。初めてロゴを見た参加者の方からは「このロゴから大きな可能性を感じる」と嬉しいお声を聞くことができました。
福岡県うきは市を中心に活動を行う「うきは『小麦』活性化プロジェクト」さまによる講演、持続可能な農業経営を目指す中で小麦の生産も精力的に取り組む「農事組合法人おきす」さまによる講演、2025年11月より行われてきた「SHIMANE KAKKI」さまの学生による共創スイーツ開発の活動報告など、多様な分野からのプレゼンテーションも行われました。どの内容も島根県産小麦や食の未来を考えていくために多角的かつ有益なものばかりであり、今後の拡大と発展の知となるようなプログラムでした。
最後は当プロジェクト会長による令和7年度の事業報告、そして令和8年度の取り組みとその展望が語られ、第4回シンポジウムは幕を閉じました。
これまでに4回のシンポジウムを開催してきた当プロジェクトですが、開催するごとに小麦のつながり、人のつながりが大きくなっていることを確かに感じられています。日々の小さな積み重ね、果たしてこの活動や取り組みがプロジェクトを前に進めているのか、不安や心配が湧き起こることもあります。それでも、こうした大きなイベントを私たち自らの手で開催することによって、確実に成果として表れている、前に進んでいるのだと解り、さらにいただく応援や期待の声が、より良い小麦と食の未来へと進める力になっていきます。
次回のシンポジウム開催日は未定ですが、ビジョンへと近づいている様子を示すことができるよう、今後もプロジェクト活動を推し進めていきます。
参加者の皆さま、シンポジウム開催にご協力くださった関係者の皆さま、素晴らしいイベントになりましたことを心より感謝申し上げます。









