【商品開発レポート】ハーベスト食ぱん｜BakeHouse HARVEST

2025年10月15日2025年11月4日

　この記事では、出雲の国小麦プロジェクトの島根県産小麦を使用した商品開発についてご紹介しています。今回ご紹介するのは、島根県松江市にあるBakeHouse HARVESTさんで製造・販売されている「ハーベスト食ぱん」です。

　島根県産小麦「はるみずき」を100％使用。オープン当初から人気で、リピーターも増え続けている「ハーベスト食ぱん」の商品開発についてインタビューさせて頂きました。

CONTENTS

商品開発インタビュー

Q．製造で工夫していることは？
　できるだけ小麦粉の味や特徴が分かりやすいように、シンプルでリーンな配合にすることを心がけました。もちもちとした食感が特徴なので、それを活かせるような配合にするよう心がけています。

Q．仕上がりや出来栄えは？
　湿度が高い日でも吸水の配合をできるだけ減らさず、山型だけどしっとりとしていて、そのままでも食べやすいようにしています。シンプルなのでトーストしてバターやジャムを乗せてももちろん合うし、サンドイッチやクロックムッシュなど、何にでも使いやすいように仕上がっています。

Q．他の小麦との違いを感じることは？
　島根県産小麦（出雲阿麦）は、水分量が多く他の強力粉に比べてタンパクが少ないように感じます。作りたいものによって合う合わないがあると思いますが、それは作り手のやりようなので、色々試してみたいです。

Q．お客さまのお声や反応は？
　島根県産の小麦粉が流通していることを知らない方も多く、島根県産だから食べてみよう、という方もかなり多いです。「小麦プロジェクトに参加しているお店をハシゴしてきました。」という方もいました。少しずつですが、ハーベスト食ぱんが認知されて、リピーターさんもついてきていると感じています。