【活動レポート】現地研修会・圃場視察

2026年2月5日、カンドーファーム株式会社(島根県松江市)および農事組合法人おきす(島根県出雲市)にて、現地研修会を実施しました。当プロジェクトの令和8年産小麦として栽培されている小麦の圃場視察を、プロジェクトメンバー・その他関係者で行い、現在の生育状態を観察、栽培計画の情報をそれぞれに共有いただきました。
カンドーファーム株式会社では「はるみずき」と、今年度はじめて試験栽培を行っている「せとのほほえみ」の圃場を視察(他品種「ふくほのか」も栽培中)。昨年度に課題となっていた排水対策などについて、活発に意見交換がなされました。
現在、島根県産小麦「出雲阿麦」として栽培されている小麦品種は「はるみずき」と「ふくほのか」の2品種ですが、試験栽培中の「せとのほほえみ」が品種として新たに加わることで、生産の多様化や供給の安定化、また加工業者・利用者の選択肢が広がる可能性があります。このようなメリットにも期待を寄せながら、当プロジェクトはカンドーファームさんの生産を見守っていきます。
農事組合法人おきすでは「はるみずき」の圃場を視察。現在の生育状況や栽培計画についてお話しいただきながら、生育状況やカンドーファームさんとの相違点などについて、意見交換が行われました。
福岡県うきは市から視察に来られていた関係者の方からは「私たちの地域では、昔から小麦の栽培を行ってきた歴史と伝統があるが、これまで水稲栽培などを中心に行ってきたこの土地では、土壌も水管理も大きく異なっている。そのため、しっかりと排水を行うなど、小麦に適した環境で育てることは最も重要である。」とご意見をいただきました。
当プロジェクトでは毎年2~3回の現地研修会・圃場視察を行っていますが、話を聴き伝えるだけでは感じられない、現地で見て触れるからこその価値、またその場で関係者同士の新たな気づきや発見が生まれる意義のある活動だと考えています。
次回の現地研修会は4月に実施予定です。引き続き、令和8年産小麦の生育を追いかけていきたいと思います。






